ジャストジョイ(四季咲き大輪薔薇)2009/05/18

ジャストジョイ(四季咲き大輪薔薇)
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H.T.ジャスト・ジョイ 2009年5月16日撮影
 
  • バラ科   Rosaceae
  • バラ属   Rosa
  • 四季咲き大輪バラ   Rosa hybrida Hort "Just Joey"
    (園芸種区分:ハイブリット・ティー・ローズ)

この薔薇は1972年にイギリスのカント農場で作られた品種である
橙色フリル状の花弁は一種独特の雰囲気を醸し出しており、香りもよい
本来は横張り性の木立バラであるが、鉢植えした苗の生育が思わしくなく今春は一輪のみの 開花に終わった

上記の理由で、不甲斐ない花の写真をお見せする羽目になってしまった
四季咲き故、挽回のチャンスは夏・秋といくらでもある
大きく咲かすためのコツは夏はすべて摘蕾した方がよいようだ

秋に素敵な花が紹介できるように頑張るぞ!

四季咲き大輪バラの奇形花2009/04/30

四季咲き大輪バラの奇形花
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花芯が分かれた四季咲き大輪バラ 2009年4月29日撮影
花芯が3つに分かれている

来月中旬の開花を目指して、ハイブリット・ティー・ローズ(HT)を 育てているが、 温かい日が続いたこともあって「マリア・ カラス」(昨年11月6日のブログで紹介)などはすでに花が咲き出して しまった
また、「ホワイト・クリスマス」はそれに加え強風で蕾が傷み満足できる 花は期待できない状態にある

上の写真は「マリア・カラス」の花であるが、花芯が分かれており正常の 花と異なっている
この花芯が分かれるという現象は、あまり肥料をやり過ぎた時に起こると いう

これまで自己流でバラを咲かせて来たが、今回は特に会心の花を咲かせた いと願ってせっせと肥料をあげ続けた結果がこの有様であるのは情けない


バラの奇形には、花芯が分かれるダブルセンター、花の中にまた花がつく ブルヘッドがある
また、バラの場合でも今月4月17日のブログ「おかしなな チューリップ」で触れたような1茎多花もあるようだ

「過ぎたるは及ばざるが如し」ということか・・・・

おかしなチューリップの結末2009/04/28

1茎3花のチューリップ
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1茎3花のチューリップ 2009年4月23日撮影
右側にある一輪は根元から、左側は茎の断面が3角形状になった1茎3花

今月17日付けブログでおかし なチューリップの花を取り上げた
そのときは白色であったものが最終的には、薄ピンク色の縞模様となった

「これはキット突然変異に違いない」と思いわくわくしてブログを書いた が、
チューリップの場合、栄養過剰による帯化現象に過ぎない
という内容のコメントをいただいた
この現象はチューリップの他、百合などでも頻繁に発生するらしい

という訳で新種誕生の夢が潰えた次第・・・

藤の花と虫こぶ2009/04/23

藤の花
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ノダフジ 2009年4月17日撮影
 
  • マメ科 Fabaceae
  • フジ属 Wisteria
  • ノダフジ Wisteria floribunda
      (野田藤)

蜂や蝶も慌ただしく花から花へと蜜を求めて飛び回る季節、特に藤は蜂にとって大好物 のようだ
藤は大きく分けて野田藤と山藤に区分されるが、目で見た大きな違いは蔓の巻き方にあ る
前者は右巻き(時計回りで上の方に伸びていく)で後者はその逆の巻き方をする

花から葉に目を転じると、次の写真のような虫こぶ(粒状の突起)が所々にあった
WEB検索したところ、藤の手入れや育て方について詳しく解説されたホームページ 藤枝市藤の里啓発委員会 があった
≪フジツボミタマバエの被害症状≫ 藤の花房が途中から蕾のまま緑の球状になり、咲かないまま落下してしまいます。   多発すると“玉すだれ”のように見え、球を割るとウジ虫状の幼虫が入っています。 この他に葉の方に付く『ヤマフジハフクレフシ』が有るようです。(今回は省略)


タマバエ?の幼虫が潜む虫コブ
藤の葉表面に虫こぶがいくつか見られる


フジのタマバエによる虫害が、最近広がってきているそうだ
上で紹介した藤枝市藤の里啓発委員会のHPは、藤栽培のノウハウがも要領よく書 かれており、オススメのHPである
また、虫こぶの解説書として下記の書籍もおすすめしたい

「虫こぶ入門」薄葉 重 著  八坂書房

ルナリアの花2009/04/20

ルナリアの花
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ルナリア 2009年4月19日撮影
 
昨年、1苗しか開花 しなかったルナリア(2008年5月11日のブログ)がやっと夏を 乗り越えて今年咲いた
植物区分・学名については同ブログで記載したので、ここでは省略

この種をくださったのらさんから下記コメントをいただいた
そこで、通気穴のある遮光用シートをかけておいた
コメント:今春花が咲かなかった株は、夏の間だけでも太陽の直射を避けて日陰で育てるほうがよいと思います。運良く夏を越せば来春には大きく育ってたくさん花を咲かせると思います。

しかし、その管理が良くなかった(日陰を作る程度にしなかったので高温になってしまい逆効果になる)せいで、その後の生育が悪くなった
それ故、今春果たして開花するか危ぶんでいたが、やっとの事で花が咲いた

生け花の材料にもなる 透き通った団扇のような果実がなるのが待ちどおしい

昨年の果実を紹介したブログ(6月2日) で懸念していたことが現実になってしまったので、今回どうしても実って欲しい!