アカバナユウゲショウ ― 2008/05/29
[Photo.1] アカバナユウゲショウ 2008年5月26日撮影
- アカバナ科 Onagraceae
- マツヨイグサ属 Oenothera
- アカバナユウゲショウ Oenothera rosea
庭のいたるところで雑草に交じって、この世の春を謳歌してしている
群集して咲いていると雑草として抜い
てしまうのが惜しい位だ
この花は元々、明治時代に鑑賞用として日本に入ってきたが、いまでは野生化していて路傍で時々見かける
草木名が分からないときに北隆館出版の図鑑やいろいろな百科事典を参考にしているが、アカバナユウゲショウ
の記載は少ない
今回は「日本帰化植物図鑑:長田著」
や山と渓谷社の「野草の名前」などに載っていた
アカバナ科にはどのような植物があるのか、チェックしたところ別系統のアカバナ科(Epilobium)があって、こ
れは明らかに別種であるようだ
アカバナユウゲショウと同じ系統ではツキミソウやマツヨイグサがあって、花の形や日々の開花の仕方が似てい
るのが、特徴である
花弁数は4枚であるのに、突然変異であろうか?
その中に5枚の花を見つけた(次の画像)
アカバナユウゲショウ(上方より撮影):
こんなこともあるのですね
同じアカバナ科であっても、全く異種の命名があるのはどうして?
正式名称では区別されている以上、日本名でも区別があってもいい筈です。学会ではどのような科名になってい
るのか知りたいところ
また、アカバナユウゲショウは別名ユウゲショウともいうとの記載があったので、牧野植物図鑑で調べたところ
白粉花となっていました!
全く、複雑怪奇ですね
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