2007年イグ・ノーベル賞に日本人女性が受賞2007/10/05

ノーベル賞のジョーク版であるこの賞の化学部門で山本麻由さんが受賞したとの 毎日新聞のweb報道を読んだ

受賞対象の研究は「牛の糞からバニラの香りの成分であるバニリンを抽出する方法の開発」にあるという
その報道の一部をかいつまんで引用すると
山本さんは国立国際医療センター研究所の研究員だった04年に今回受賞した抽出方法を開発した。牛糞1グラムに水4ミリリットルを加え200度で60分間加熱すると、1グラムあたり約50マイクログラム(マイクロは100万分の1)のバニリンが抽出できた。
しかも抽出のコストもバニラ豆の半分とか・・・
さらに
また、山本さんの名が冠されたアイスクリームを壇上のノーベル賞学者らが試食する一幕もあった。 (詳細は引用元の「毎日.jp」をご覧下さい)

他の部門では
医学賞「剣飲みとその副作用について」、物理学賞「シーツの皺(しわ)のつき方について」、生物学賞「寝床で一緒に眠り、ムズムズ感を引き起こすダニ、昆虫、クモ、シダ類、菌類の全統計調査」、言語学賞「ラットは日本語の逆さ言葉とオランダ語の逆さ言葉を聞き分けられない」、文学賞「アルファベット順に並び替える際に、英語の定冠詞『the』によって引き起こされる混乱」、平和賞:「同性愛爆弾」、栄養学賞「底がないスープ皿で自動的に給仕される場合における、人間の食欲の限界について」、経済学賞「銀行強盗を捕らえるネットの開発」、航空学賞「バイアグラに時差ぼけ解消の効果」 で、いずれもユニークな研究であるようだ

昨年のイグ・ノーベル賞については当ブログでも紹介しているのでご参考までにどうぞ!

糞から抽出されたバニラアイスクリームを試食する本当のノーベル賞を貰った諸氏の顔が目に浮かびますね

糞といえば以前蚕の糞から葉緑素を抽出した葉緑素入り歯磨きが売られていましたが、今はどうなっているのでしょうか?

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